保険診療の管理料について。妊婦加算は妥当

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このブログで、妊婦加算について少しふれましたが、この加算とは何かです。

権利と義務とは?

権利(けんり)とは、一般に、ある行為をなし、あるいはしないことのできる資格。法律上は、一定の利益を主張または享受することを法により認められた地位、あるいは、他人に対し一定の行為・不作為を求めることができる地位をいう。日本において権利は権限を含む。対義語は義務。
引用:WikiPedia

義務(ぎむ)とは、従うべきとされることを意味する。義務の根拠としては、理性、道徳・倫理、宗教、法制度(法令・契約など)、慣習などが挙げられる。義務に反した場合には、制裁があるとされる。制裁には、内面的・物理的・社会的なものがある。
引用元:WikiPedia

出典元:PhotoAC

診察の終わりに来て、自分の体調のことについてや、その他のことについていろいろ医学的質問して、アドバイスを求めるおばあさんがいます。

「診察に当たるので、診療時間内に保険証をもって受診してください」

と言うと、怒ってそれ以来、来なくなりました。
そのおばあさんにとっては、診察とは、処置をしたり薬を処方したりする行為をさし、医師からの判断のみは診察に当たらないと思っているようです。

ただ、もしそのときの(おばあさんが言う)アドバイスによって重大なことが起きたら、そのおばあさんや家族は、アドバイスをした私の責任を問うでしょう。
お金を払わずに受けたアドバイスだから、それによって起きたことに対して何も責任を問わないかとは無いでしょう。

医師の診察、治療は、全てにおいて責任を課されるので、薬が出ない場合も、処置を伴わないときにも診察であり、診察料は発生します。

「妊婦加算」もそうです。妊婦だからと行って特別な儀式が発生するわけではないですが、ちゃんとした医師なら、妊婦の診察や診断、処方には特別に配慮をするし、診察の時間もかかるし、また、診察によって起きたことに対しての責任もより重くなります。

「妊婦だから特別な配慮をして診察しろ」と言う権利だけ主張して、「責任が重くなる分の診察料金の加算」の義務を果たさないのは、あまりに虫が良すぎる。