下剤で便を出すなどのデトックスはインチキ。根拠なし

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大腸内視鏡検査の前や、注腸検査、そして大腸がんの手術の前には下剤をかけて腸の中身を空っぽにします。
医療現場では、前処置といいます。

デトックス効果として、洗腸(称するもの)して宿便を放出することが一時はやりました。
えっ、今も流行っている?

「宿便が5kgもでました~」

アホですか?便が5kgも溜まっているのか?

出典元:PhotoAC

ヒマなので、小学生の計算をして見ましょう。
大腸の直径は15cm、長さは約55cmと仮定して

体積は

7.5*7.5*3.14*55=9714.375cm3

おお、全部大腸内に全部大便がつまっていたら9.7kg(比重を1として計算)でした。
と言うことは、宿便が全部排出できたら5kg体重が減った、と言うのはありえる。

話を戻して
宿便を出したからといって、体の毒素が排出されたりしません。

体内の不要な物質は腎臓から尿に排泄されるか、肝臓から便に排泄されるかされるので、そんなわけのわからない儀式をする必要はありません。

デトックスは、黒魔術の儀式と同じです。医学的科学的根拠はゼロです。