がん家系なんてほぼなし。遺伝要素は多くて4%程度

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どんどんぶった切ります。

「がん家系」についてです。
癌と家系(遺伝性)は、ほぼ無関係です。

遺伝性というと遺伝子の問題で、遺伝子まで解明されている癌は少なく、ほとんどが後天的な因子で癌が発生しています。

よく
「父が胃がんだから心配」
などを耳にしますが、胃癌にほぼ遺伝性はありません。

出典元:PhotoAC

遺伝性が高いといわれている癌には
乳癌、乳癌、大腸癌etcなどが有名ですが、遺伝性が強いといわれているこれらの癌でさえ、遺伝性の癌はその癌の全患者の4%程度です。

出典元:PhotoAC

「がん家系」というのは非常にまれで、無いと言い切ってもよいくらいです。
そんなことを心配するよりは、癌年齢になったらきちんと個別の癌検診を受けましょう。

血液検査でいっぺんに癌がわかったり、血液検査でどの癌になりやすいかを調べたりはできません。
胃癌だったらUpperGI(バリウムの検査)、肺癌だったら胸部レントゲン(感度は非常に低い)やCT検査、乳癌だったらマンモグラフィや乳腺エコー・・・・・

人間ドックのオプションの腫瘍マーカーは感度が低いです。
CEAなどは腺癌の初発患者の20%前後しか上がりません。データによってばらつきがありまるが、60%とか70%の感度ではなく、例えば胃癌が見つかった初発患者100人を調べたら、CEAは20人とか30人しか上がっていないという感じです。

癌の検査にうまい話はありません。一度にわかる検査はないので、それぞれの検査を適正な間隔(頻度)で受けましょう。

芸能人が特殊な癌にかかったら、その癌を心配して医療機関に駆け込む人がいますが、

「胆管がんが心配なんです、検査してください」
「ではあなたは、胃癌や乳癌、大腸がん、肺癌、子宮がんの健診を受けていますか?}
「いえ、受けたことはありません」

50歳過ぎて何も検診を受けずに、いきなり胆管癌の検査をするのはあまりにもナンセンスです。

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