グルコサミンのCMを容認する放送倫機構はクソ。

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医療系ブログを立ち上げると、どうしても避けて通れないネタが、健康食品、特にグルコサミン・コンドロイチンなどの類です。

こんな書き込みがあります。

近々、世界中の男性の頭髪が、わっさわっさとフサフサになることでしょう。 リサイクルセオリーに基づいた治療です。 ①散発屋さんに行く ②「髪の毛を持って帰ります」という ③持ち帰った自分の毛髪を微温等で丁寧に洗浄 ④洗浄した毛髪をおもむろに食△る たったコレだけです。

引用元:ズー太郎の日記

まあ極端なロジックですが、正しいです。

要するに、
「あなたたち、髪の毛を食べても髪の毛が増えないのは理解できるのに、なぜ、グルコサミンやコンドロイチンを食べても膝がよくならないという理屈はわからないのですか?」
ということです。

まさにそのとおりで、この理論がわからないのは、人間の弱さで、
「溺れる者は藁をもつかむ」
心理です。

ところで、この「髪の毛食っても髪の毛は生えない」理論に、さらに付け加えたいことは、薬事法という観点です。
健康食品の広告をチェックしてみてください。

出典元:PhotoAC

広告には

①グルグル膝を回す画像⇒膝が元気
②膝の成分はグルコサミン
③このサプリメントにはグルコサミンが●×㎎も入っています!!

とあると思います。
ここで、人間は賢い動物なので、①~③を提示すると、自然に

じゃあ、④これ(サプリ)を飲むと膝のグルコサミンが増える(膝が治る)

と関連付けしてしまいます。
でも、実際の広告をじっくり見てください。
絶対に
「これを飲むと膝がよくなります」
とか
「これを飲むと膝のグルコサミン(コンドロイチン)の成分が増えます」
とは書いていません。

なぜなら、グルコサミンを飲んでも、膝は良くなりません。
コンドロイチンを飲んでも、膝のコンドロイチンは増えません。

武井壮が
「足が速くなるには、足が速い動物の肉を食べたらよい」
と言っていましたが、まあ、彼は脳みそが筋肉のバラエティ芸人ですから。
カモシカの肉を食べても、カモシカのような筋肉にはなりませんから。

さて、では、いろいろな健康食品のホームページや、新聞の折り込みをじっくり見てください。
もし①~③で止まらず、④まで書いてあれば、厚生労働省などの所轄の部署に通報してください。
薬事法違反ですから。

たまに健康食品の販売会社の社長が薬事法違反で捕まっていますが、悪質なものもあるでしょうし、表現のギリギリの線を見誤った場合もあるでしょう。